カロッツェリア型ものづくりとは

県内の優れた職人技術を結集し、地元に愛され、世界に通用する商品を、
地域一体となって開発していく新たなものづくり方式。

 山形は豊かな自然環境と長い歴史の中で、多くの産業と技術を育んできました。現在でも、地場産業の多くは日本でも最高レベルの技術を有し、それらはかけがえの無い財産です。しかし、かつての高度成長社会から、今や複雑な成熟社会へと変化しており、これまでの「ものづくり」の考え方では、解決できない問題が起きています。将来に向けて山形の地場産業が蓄積してきた高い技術にスポットを当てるにはどうすればよいか?益々多様化する市場やニーズを的確に把握し、確固たるコンセプトのもと、高い技術力の結集によって高付加価値の商品を開発、生産する。いわば「カロッツェリア※」的な「ものづくり」に答えがあると思います。

高品質で潜在的ニーズに訴える商品ならば、価格競争や国際競争力の有無に関わらず、国内はもとより、国外においても評価、支持されることでしょう。そのためには、まず、新たな「ものづくり」を可能とするシステムやネットワーク、人材育成といったインフラが必要となります。本県では、山形カロッツェリア研究会の先導的な研究事業や山形商工会議所の実践的なものづくり事業を通じてそれらの基盤を整備するとともに、新たな時代における地場産業の活性化を進めていきます。

※カロッツェリア
イタリア語で(車の)ボディ工房の意味。
北イタリアでは部品・素材調達からデザイン開発、組立まで地域一体となって推進する伝統的な生産方式。あのフェラーリも多くのカロッツェリアによって産み出されている。

 
   
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